学童保育を実際に利用している子供達の素直な声の紹介

学童保育を利用しているのは、両親とも共働きの家庭や、一人親家庭の子が多いです。昔は三世代同居が多かったため、祖父母に頼むことができたのですが、時代が変わり、現在では近くに祖父母がいても頼めず、学童保育に任せる例も多くなっています。子どもたちは、自由に外へ出ることができないため、窮屈な印象を感じていることもあるようです。一人で過ごしたいと願う子も少なくはなく、鍵っ子として過ごすほうを望んでいることもあります。一方、学区が異なる子どもどうしが仲良くなることもでき、付き合いの幅が広がると、好印象を持っているケースもあります。学校では年齢の違う子どもどうしの交流は限られますが、学童保育では異なる年齢の子どもとも親しくなれるため、社会経験のようなものができる場ともなっている面もあります。

一人になる時間を欲しがる子もいる

学校で常に集団行動をしているためか、放課後は一人になる時間が欲しいと感じている子もいるようです。以前は鍵っ子という言葉もあったように、誰もいない自宅に帰って一人で過ごす子も結構いたわけですが、現在はたいてい学童保育に預けます。学校と違って自由に過ごせる場ではありますが、やはり集団の中にいることに変わりはありません。集団の中で過ごすより、一人を好む子どももいて、そうした子どもは学童保育を仕方なくいる場所ととらえ、一人で過ごせる時間を贅沢なものと感じている面があります。高学年になるほど、その傾向があります。放課後帰宅して大人がいれば、一人で過ごせるわけですので、学童保育に預けられずに済んでいる子を、うらやましく感じたりもするようです。

いろいろな子と仲良くなれると喜ぶ子どもも

一方、違う学区の子とも知り合える、仲良くなれるということで、学童保育を楽しんでいる子どももいます。学校では同じクラス内という狭い範囲での付き合いに限られがちですが、学童保育では同じ学校の違う学年、同学年でも違うクラスの子とも親しくなれて、仲良く長時間過ごすことができます。学校以外の世界が持てるということで、学童保育を歓迎している子どもも少なくありません。学校での集団生活は、流動性がなく、窮屈な面があるけれども、学童保育はゆるやかで流動性がある世界であり、気楽な場だとも感じる場合があるようです。もちろん、学童保育内で窮屈に過ごしている子どももいるわけですが、学校ほど閉じた世界でもないため、学童保育が息抜きの場となっているケースのほうが多いようです。